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ワクチン接種・予防接種
予防接種の重要性

ワクチン接種は、ペットをウイルスや細菌から守るために重要な予防法です。特に子犬や子猫は免疫力が弱いため、適切な時期に予防接種をおこなうことが大切です。予防接種により、重篤な感染症のリスクを大幅に減らすことができます。
子犬・子猫の予防接種のタイミング
子犬・子猫の場合、生後2ヶ月頃から予防接種を開始します。その後、約1ヶ月おきに接種をおこないます。副反応の早期発見のために接種は可能な限り午前中に実施することをおすすめします。予防接種は、ペットの体調が良いときにおこなうことが重要です。また、接種後の数時間は飼い主さまが様子を観察できる日を選ぶようにしてください。
犬に必要な予防接種
狂犬病ワクチン
狂犬病は、犬から人間にも感染する非常に危険な疾病です。日本では法律で、生後90日以降の全ての犬に対して年1回の接種が義務付けられています。たかやま動物病院は狂犬病予防業務委託動物病院です。初回接種時には、当院で飼い犬の登録手続きも代行可能です。
混合ワクチン
複数の重要な感染症を予防する混合ワクチンがあります。
- 犬ジステンパーウイルス感染症
- 犬パルボウイルス感染症
- 犬アデノウイルス感染症
- 犬パラインフルエンザ感染症
- 犬コロナウイルス感染症
- レプトスピラ感染症
混合ワクチンはこれらの感染症を予防します。これらの疾患は、神経症状、呼吸器症状、重度の下痢や嘔吐、肝炎など、さまざまな重篤な症状を引き起こす可能性があります。
接種スケジュールは、子犬期に1ヶ月おきに2~3回、その後成犬では年1回の接種をおこないます。
猫に必要な予防接種
猫の場合も、複数の重要な感染症を予防する混合ワクチンがあります。
- 猫伝染性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫のクラミジア病
これらの疾患は、上気道感染、口内炎、重度の下痢や嘔吐、免疫不全、腫瘍などを引き起こす可能性があります。
猫の混合ワクチンは、年1回の接種を推奨しています。猫は室内飼育が一般的になってきていますが、外から持ち込まれたウイルスに感染するリスクは依然としてあります。定期的なワクチン接種で、これらの危険な疾患から愛猫を守りましょう。
ワクチン接種時の注意事項
- ワクチン接種時は、ペットの体調が良い時に来院してください。
- 接種後は安静にし、体調変化に注意してください。
- まれに接種部位の腫れや、軽度の発熱、食欲低下などの副反応が見られることがあります。
- 異常が見られた場合は、すぐに当院にご連絡ください。
- 接種後1週間は激しい運動やトリミングを避けてください。
その他の大切な予防処置
フィラリア予防
フィラリア(犬糸状虫症)は、蚊を媒介して感染する危険な寄生虫疾患です。心臓や肺動脈に寄生し、重篤な症状を引き起こします。
4月から11月の蚊が
活動する時期に
予防が必要です。
予防方法
- 月1回の経口薬(錠剤やおやつタイプ)
- 年1回の注射
- 月1回のスポットオン薬(背中に滴下するタイプ)
ノミ・マダニ予防
ノミやマダニは単なる不快害虫ではなく、重大な疾患を媒介する可能性がある外部寄生虫です。ノミは繁殖力が非常に強く、室内でも急速に増える可能性があります。また、アレルギー性皮膚炎の原因になることもあります。マダニは重大な感染症(バベシア症、ライム病など)を媒介し、人間にも感染する可能性があります。
効果的な予防方法
- 月1回の経口薬
- 月1回のスポットオン薬
たかやま動物病院では、犬や猫に必要なさまざま予防接種をご提供しています

当院は京都市伏見区醍醐で、地域のペットの健康を守るために重要なワクチン接種を実施しています。
ペットの生活環境や健康状態に合わせて、最適なワクチン接種スケジュールと予防プランをご提案いたします。予防接種に関するご質問やご相談は、お気軽に当院スタッフにお問い合わせください。定期的な健康チェックとワクチン接種で、大切なペットの健康を守りましょう。