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軟部外科手術
軟部外科手術とは
軟部外科手術は、骨折などの整形外科、脳神経外科、心臓外科を除くすべての病気に対する外科手術を指します。口、首、胸部、腹部、骨盤、尻尾、四肢など、幅広い部位を対象とします。
主な手術内容には、腫瘍の除去、気道拡張、皮膚形成、泌尿器系疾患の治療などが含まれます。軟部外科手術の目的は単に病気を治すだけでなく、痛みや不快感を取り除き、ペットのQOL（生活の質）を向上させることにもあります。
軟部外科手術の種類
軟部外科手術にはさまざまな種類があります。その一例は次のとおりです。当院では、一次診療施設で遭遇する大部分の軟部外科手術に対応可能です。ただし、特殊な機器が必要な手術については、専門施設や大学病院をご紹介する場合もあります。
- 腫瘍切除
- 胆嚢摘出
- 肛門囊除去
- 尿管結石摘出
- 会陰尿道造瘻術
- 消化管内異物除去
- 会陰ヘルニア修復
たかやま動物病院の取り組み
当院が軟部外科手術に対して大切にしていること
どのような病気でも手術の
方法は一つではありません。
たかやま動物病院では、
その時のペットの状態や
予後にあった
最善の手術を
おすすめしております。
術前検査の重視
麻酔の安全性を確認するため、詳細な術前検査をおこないます。検査結果に基づいて、手術の適否や方法を慎重に判断します。
個別化された治療計画
各ペットの状態や予後に合わせて、最適な手術方法を提案します。根治が望めない場合でも、QOL向上のための手術選択肢を提示します。
十分な説明と同意
飼い主さまに納得いただけるまで丁寧に説明をおこない、ご質問にお答えします。手術をおこなわない選択肢も含めて、最終的な判断は飼い主さまに委ねます。
安全性の高い麻酔
最新の麻酔技術と疼痛管理を導入し、安全性の高い麻酔を実現しています。リスクの高い手術には、麻酔に精通した獣医師が立ち会う「特別全身麻酔」も用意しています。
迅速な術後ケア
多くの場合、手術当日または翌日には自宅でゆっくり過ごせるよう配慮しています。
たかやま動物病院の術前検査について
術前検査は通常の場合、以下の項目をおこないます。これらの検査は院内でおこない、当日中に結果をお知らせします。
- 身体検査（聴診、視診、触診）
- レントゲン検査（胸部、必要に応じて他の部位）
- 血液検査（貧血、炎症、内臓機能のチェック）
- 必要に応じて超音波検査
- 猫の場合、猫エイズや猫白血病ウイルスの検査
軟部外科手術は、
ペットの健康と生活の質を
大きく改善する可能性がある
重要な治療選択肢
たかやま動物病院では、最新の技術と十分な説明を通じて、ペットと飼い主さまにとって最適な治療をご提供いたします。手術に関するご不明点やご心配な点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
