エキゾチックアニマルについて

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エキゾチックアニマルについて

エキゾチックアニマル

エキゾチックアニマル

エキゾチックアニマルとは、一般的に犬や猫以外のペットであるハムスター、ウサギ、フェレットなどの小型哺乳類、鳥類、爬虫類などが含まれます。これらの動物の診療には専門的な知識が必要で、対応可能な病院は限られています。
たかやま動物病院では、エキゾチックアニマルに経験豊富な獣医師が担当し、診療をおこなっています。

ハムスターの特徴とかかりやすい病気

ハムスターは小型で愛らしい外見から人気のペットです。しかし、その小ささゆえに健康管理には細心の注意が必要です。

歯の問題
症状
  • 食欲減退
  • 元気喪失
原因
  • 歯の過成長
  • 不適切な咬み合わせ
治療
  • 定期的な歯のチェックと必要に応じた歯切り
糖尿病
症状
  • 多飲
  • 多尿
  • 体重減少
原因
  • 遺伝
  • バランスの悪い食事
治療
  • 食事改善、場合によってはインスリン注射
子宮蓄膿症
症状
  • 食欲不振
  • 腹部膨満
  • 異常出血
原因 ホルモンの異常

  • 細菌感染
  • 子宮内膜炎
治療
  • 抗生物質による治療、可能であれば子宮摘出手術
皮膚炎
症状
  • 脱毛(腹、胸、脇腹、顔や背中)
  • 発疹
  • 炎症
原因 アレルギー(床材、食事、ハウスダスト)

  • 老化
  • 栄養不良
  • ストレス
  • ダニ感染
治療
  • アレルゲンの除去、環境改善、薬物療法、ダニ駆除
腫瘍
症状
  • 触知可能なしこり
  • 頻繁な掻き動作
原因
  • 遺伝
  • 高カロリー食
  • ウイルス感染
  • 細菌感染
  • 老化
治療
  • 腫瘍摘出手術、高齢や体力不足の場合は薬物療法
骨折
症状
  • 異常な歩行
  • 腫れ
  • 重度の場合は骨の露出
原因
  • 回し車やケージの事故
  • カーペットへの爪の引っかかり
治療
  • 固定による自然治癒
  • 壊死の危険がある場合は切断
頬袋脱
症状
  • 口から外に出た裏返った頬袋
原因
  • 頬袋の傷
  • 炎症
  • 化膿
  • 腫瘍
  • 頻繁な物の出し入れ
治療
  • 消毒後に元の状態に戻す、再発や腫瘍の場合は切除
脱腸
症状
  • 肛門からの赤い腸の突出
原因
  • 下痢
  • 直腸への血液貯留
治療
  • 腸の還納または外科的切除(緊急処置が必要)

フェレットの特徴とかかりやすい病気

フェレットの特徴とかかりやすい病気

フェレットは活発で好奇心旺盛なペットですが、特有の健康問題にも注意が必要です。

異物誤飲
症状
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • 便秘
原因
  • 好奇心からの異物摂取
治療
  • 経過観察または外科的摘出
副腎疾患(エストロゲン過剰症)
症状
  • 左右対称の脱毛
  • 陰部や乳腺の腫れ
  • 食欲不振
  • 元気喪失
  • 体重減少
  • 体温低下
原因
  • 発情の持続によるエストロゲンの過剰分泌
治療
  • 未避妊の場合は卵巣摘出手術、ホルモン抑制注射
インフルエンザ
症状
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 発熱
  • 食欲不振
原因
  • 他のフェレットや人からの飛沫感染
治療
  • 抗生物質投与、点滴
ジステンパー
症状
  • 発熱
  • 目やに
  • 鼻水
  • 食欲不振、
  • 唇や顎周囲の発疹やただれ
原因
  • フェレット間の接触や空気感染
  • 飼い主さまを介した間接感染
治療
  • 確実な治療法はなく、隔離による感染拡大防止が主になる
  • 予防接種が重要

気になる症状がみられたときにはお早めにご相談ください

エキゾチックアニマルの健康管理には、専門知識を持つ獣医師による定期的なチェックが不可欠です。たかやま動物病院では、京都市伏見区醍醐とその周辺地域の皆様の大切なエキゾチックペットの健康をサポートいたします。ご不明な点やご心配な症状がありましたら、お早めにご相談ください。

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